実家が被災の金村「どんどん協力したい」

[ 2011年9月15日 06:00 ]

福島県復興支援野球交流戦 桑田真澄・BCLドリーム選抜4-1福島県社会人野球県北選抜

(9月14日 福島県営あづま)
 宮城県出身の金村も被災地の現状を心配していた一人だ。

 震災では両親が経営する気仙沼市のスーパー銭湯が津波の被害に遭い、建物の1階部分が流された。父親とは10日近くも音信不通で「最悪の事態も覚悟した」という。日本ハム、阪神で活躍後、BCリーグの信濃で現役を続ける。「話を聞いた時、絶対に行きたいと思った。何かあればどんどん協力したい」と話していた。

 ≪4番は立浪氏≫ドリーム選抜の4番は桑田氏のPL学園の後輩である立浪氏が務めた。「しばらくやっていなかったので」と安打こそなかったが、野球教室ではプロ通算2480安打した打撃理論を披露。「子供が元気だと親も元気になる。僕には頑張ってとしか言えないけど、いいことは必ずある。今後も野球を通じて応援していきたい」と駆け付けたファンにエールを送っていた。

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2011年9月15日のニュース