青木 不振奪取へ珍トレ ワンバウンドの球を打ち込み

[ 2011年8月28日 06:00 ]

阪神戦が中止となり打撃練習に励む青木

 雨天中止を受けて打率・287と波に乗れないヤクルト・青木が、不振脱出に向けて特訓を敢行した。甲子園室内練習場のフリー打撃では、ワンバウンドの球を打ち込む珍トレーニング。

 打撃投手を務めた佐藤打撃兼作戦コーチは「球を見極める前に体が動いてしまっていたので。タメとか間合いの確認」と説明。青木は「(体を)出されている傾向があるから修正する練習」と話した。昨季は出塁率・435も、今季ここまで・357。8月上旬に肋骨を痛めた影響もあるが、状態は「上がりそうで上がりきらない」と本人も試行錯誤の毎日を送る。

 首脳陣は打順を1番から2番に下げて試合に臨むつもりだったが、結果は雨天中止。それでも小川監督は「フォームが崩れているし、タイミングが取れない。本人も苦しいと思うが、いろいろ試す中で見つけてほしい」と話した。

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2011年8月28日のニュース