1番の役目果たした福留 指揮官も称賛「よく出塁してくれた」

[ 2011年8月28日 12:24 ]

ロイヤルズ戦の8回、A・カブレラの逆転3ランで生還し、ベンチで笑顔を見せるインディアンス・福留

インディアンス8―7ロイヤルズ

 インディアンスの福留孝介外野手は27日、クリーブランドでのロイヤルズ戦に「1番・中堅」で出場し、3打数1安打だった。内容は四球、空振り三振、二ゴロ、左中間二塁打、四球で打率は2割8分4厘。6回から右翼に回った。チームは8―7で勝った。

 5―7の8回2死から単打で出塁した打者に、福留が四球で続いた。「打てる球が来なかっただけだけど、あそこで取れたのは大きい」と自賛する四球で好機を広げると、次打者の3ランで一気に逆転。7回にも二塁打で得点に絡むなど、福留が要所で存在感を発揮した。

 この日は移籍後初めて1番打者で出場。「何番でも自分のやることは変わらない」と話したが、5度の打席で2四球を選ぶなど3度出塁し、2得点。普段は無表情なアクタ監督を「よく出塁してくれた」と喜ばせた。(共同)

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2011年8月28日のニュース