先発外れた坂本が延長で殊勲打!巨人 貯金1

[ 2011年8月28日 21:57 ]

10回、勝ち越しの2点三塁打を放ち喜ぶ巨人・坂本

セ・リーグ 巨人4―2広島

(8月28日 マツダ)
 巨人が延長戦を制して貯金1とし、このカード3年連続の勝ち越しを決めた。2―2の延長10回に、打撃不振で2009年7月28日から守ってきた先発メンバーを外れた坂本が中越えに勝ち越しの2点三塁打を放った。

 坂本は「つないでくれたので、絶対に走者をかえしてやろうと思った」と振り返る。「僕自身、ふがいない成績が続いていたので良いきっかけになれば」と話したが、先発を外れたのがよほど悔しかったのか、最後まで笑顔はなかった。

 原監督は「打った坂本も素晴らしいが、長野と寺内がつないだ形だったな」と語る。2死無走者から長野が内野安打で出塁。すると、マウンドの今村は執拗にけん制した。打者への集中力は低くなり、寺内は四球。坂本の殊勲打につなげた。

 アルバラデホが2勝目。広島は2度追い付く粘りを見せたが、今村が踏ん張れなかった。

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2011年8月28日のニュース