半日かかって2戦2敗 松井「何も言うことありません」

[ 2011年8月28日 13:13 ]

レッドソックスとのダブルヘッダー第2試合の8回、右前打を放つアスレチックス・松井

 アスレチックスの松井秀喜外野手は27日、ボストンで行われたレッドソックスとのダブルヘッダー第1試合に出場しなかった。チームは3―9で負けた。

 第2試合には「3番・指名打者」で出場し、4打数1安打だった。内容は空振り三振、左飛、一ゴロ、右前打で打率2割5分8厘。チームは0―4で負けた。

 ハリケーン「アイリーン」に備え、28日の試合を前倒ししてダブルヘッダーとなったレッドソックス―アスレチックスは、降雨中断が3度で計4時間に及び、2試合を終えるのに半日近くを費やした。

 このカードは今季これが最後。ヤンキースと地区優勝を争うレッドソックスが日程の消化を望んだ背景があったとはいえ、休養のために第1試合を欠場した松井は待ちくたびれた様子で「何も言うことがありませんでしたね」と苦笑い。出場した第2試合は単打1本で、チームも連敗し「試合ができて良かったのでは」という口調も乾いていた。(共同)

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2011年8月28日のニュース