福留、600本塁打のトーミ加入で追撃態勢に手応え

[ 2011年8月28日 06:00 ]

<インディアンス・ロイヤルズ>トーミ(右)と勝利のハイタッチをする福留

ア・リーグ インディアンス2―1ロイヤルズ

(8月26日 クリーブランド)
 インディアンスの福留が移籍26試合目で11度目の複数安打を記録し、逆転勝ちに貢献した。

 0―1の7回1死一塁から「最初の打席で(併殺打に)打ち取られたから、絶対に打ってやろうと思った」と中前打で好機を拡大。その後押し出し四球で決勝ホームを踏み、連敗を2で止めた。

 ツインズから移籍のトーミがこの日から合流し、4番・DHで出場。史上8人目の通算600本塁打を達成した強打者の9年ぶりの古巣復帰を4万1337人の地元ファンは総立ちで迎え、選手は全員、トレードマークであるストッキングを見せるスタイルでプレーした。首位タイガースを6・5ゲーム差で追いかけるチームにとって、27日で41歳になるベテランの加入は大きい。それまで34歳で最年長だった福留は「若い子たちが満員の中で小さくならずに堂々としていたね」と巻き返しに自信をのぞかせた。

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2011年8月28日のニュース