西口 6年ぶり完封!10Kで6勝目

[ 2011年8月28日 19:31 ]

6年ぶりの完封で6勝目を挙げ、笑顔で中島(左)とタッチを交わす西武・西口

パ・リーグ 西武1-0日本ハム

(8月28日 西武D)
 西武の西口が2005年8月27日以来となる6年ぶりの完封で6勝目を挙げた。3回無死一、二塁を切り抜けると、4回以降は無安打。安定感が光り、10三振を奪った。

 1―0の9回2死無走者でパ・リーグ首位打者の糸井を迎えたところで、この日最速タイとなる144キロの直球を2度もマークするなど、余力も十分。完封には「久々過ぎて疲れました」と照れ笑いを見せた。

 06年6月4日を最後に、先発として102試合連続で完投がなかった。8回にベンチに戻ると、渡辺監督から「自分で終止符を打ってこい」と任され、大歓声の中で9回のマウンドへ。103試合ぶりに投げきり「途切れたのは悔しいが、完封はうれしい」と西口。38歳11カ月での完封は、東尾の38歳3カ月を上回る球団記録にもなった。

 打線は6回、原の三塁打を足場に中島の犠飛で均衡を破った。

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