阪神　２回以降打線が沈黙…新井が大ブレーキ

＜横・神＞４回表１死、新井は空振り三振に倒れ、顔をしかめてベンチに戻る

セ・リーグ 阪神１－１横浜

（8月21日 横浜）
　阪神は負けはしなかったが、最下位の横浜相手に勝ちきれなかったショックの方が大きい。

　終盤、再三のピンチを切り抜けて何とかドローに持ち込んだ真弓監督は「もちろん勝ちたいけどな…」と徒労感をにじませた。先発のメッセンジャーが７回に１失点。中継ぎ陣も踏ん張ったが打線が沈黙した。初回に幸先よく鳥谷の適時打で先制したものの２回以降、得点圏に走者を置いたのは９回と延長１１回のわずか２度。１１回２死二塁で一ゴロに倒れるなど新井は５打数無安打とあって指揮官は「４、５番が（走者を）還してもらわんとな」と渋い顔だ。２３日からは０・５ゲーム差で追う２位巨人と敵地で３連戦。鳥谷は「初戦を取って優位に進めていきたい」と気合を込めた。