歯痛のバレンティン 汚名返上のV2ラン!

[ 2011年8月22日 06:00 ]

<巨・ヤ>2回無死二塁、左越えに先制の2点本塁打を放つバレンティン

セ・リーグ ヤクルト3-1巨人

(8月21日 東京D)
 歯痛で20日の同カードを欠場したヤクルトのバレンティンが、汚名返上の一発を放った。

 鎮痛剤を服用して先発出場すると、2回無死二塁で、狙ったシュートを完璧に捉えてリーグトップを独走する25号2ランを放った。「(虫歯は)チョット、イタイ。でも、好調時に近いスイングが戻ってきたよ」。6戦5発となるアーチで先制点を叩き出した。

 昨夏治療した右上の奥歯が痛み、20日は眠れずに東京ドームへ。激痛が増したため練習を休み、都内の歯科医院で治療を受けた。3回途中に戻ったが出番はなかった。この日は伊勢総合コーチから「(19日に)氷をバリバリ食べてたやろ」と原因を指摘され、「ゴメンナサイ」と謝罪。小川監督は「彼が打つとベンチが勇気づけられる」と称賛した上で、「日本でやっていくなら、プロとして自覚を持って」と自己管理を勧めていた。

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2011年8月22日のニュース