好調・松井 10試合連続安打「毎日出るのはいいこと」

[ 2011年8月2日 14:43 ]

マリナーズ戦の1回、三塁内野安打を放つアスレチックス・松井

アスレチックス4―8マリナーズ

 アスレチックスの松井秀喜外野手は1日、シアトルでのマリナーズ戦に「3番・指名打者」で出場し、1回に三塁内野安打を放って連続試合安打を10に伸ばした。4打数2安打1打点で、内容は三塁内野安打、中犠飛(打点1)、二ゴロ、一ゴロ、中前打で打率は2割5分8厘。試合は4―8で敗れた。

 1回無死一、三塁、三塁線への打球を処理した三塁手が、三本間にいた走者にタッチしようと試みたが失敗。その間に松井は一塁を駆け抜けた。三塁手がそのまま一塁に送球していたとしたら「僕の足なら、たぶんアウトでしょうね」と振り返った松井。難しい変化球をバットの芯で捉えた「渋い安打」で連続試合安打は昨年8月以来の10にまで伸び、「意識しないが、毎日、安打が出るのはいいこと」と話した。

 9回には抑えリーグの快速球を中前に運び、後半戦で8度目となる複数安打もマーク。しかしチームは1回の好機を生かせずに敗れ、メルビン監督代行は「勝機を手放した」と不満顔だった。(共同)

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2011年8月2日のニュース