春夏通じ初の甲子園 健大高崎「1勝して校歌を」

[ 2011年8月2日 06:00 ]

元気よくグラウンドに飛び出す健大高崎ナイン

甲子園練習第2日

 出場校による甲子園練習第2日は、地元兵庫の東洋大姫路や、春夏を通じて初出場の高崎健康福祉大高崎(群馬)など11校がグラウンドの感触を確かめた。2日の甲子園練習第3日は東日本大震災で被害が大きかった東北3県の花巻東(岩手)古川工(宮城)聖光学院(福島)など19校が登場する。

高崎健康福祉大高崎は春夏を通じて初めてとなる甲子園の雰囲気を存分に楽しんだ。30分間の練習を終えた門村主将は「憧れの舞台で練習できて幸せな気分。自分たちは団結力があると言われてます。1勝して校歌を歌いたい」と充実した表情で話した。

 群馬大会で大会新記録となる28盗塁を記録したように、持ち味は機動力。走者を置いての打撃練習では打球に合わせて各選手がスタートのタイミングを確認し、青柳博文監督は「機動力を使った野球で勝ち上がりたい」と初戦突破に向けて普段着野球を強調していた。

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2011年8月2日のニュース