「幻の甲子園」勝利球 69年ぶりに甲子園に戻る

[ 2011年8月2日 06:00 ]

昭和17年「幻の甲子園」で優勝した徳島商のウイニングボール

 太平洋戦争中の1942年に文部省主催で開かれ、「幻の甲子園」と呼ばれる大会で優勝した徳島商のウイニングボールが69年ぶりに甲子園に戻り、2日から甲子園歴史館で展示される。

 同歴史館が、保管していた同校に貸し出しを依頼したもので、甲子園練習を終えた主将の増富は「今度は“幻”ではなく本当の優勝を持ち帰りたい。今のチームもベンチ外の部員も含めた一体感が売り」と意気込んだ。ボールには「昭和十七年 全國優勝記念」に加え、「和」と記されている。

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2011年8月2日のニュース