谷、激走でサヨナラ劇演出!今季初安打も出た

[ 2011年5月5日 06:00 ]

<巨・神>9回無死二塁、ライアルの遊ゴロで三塁にヘッドスライディングをし、野選を誘う谷。三塁手・新井

プロ野球 セ・リーグ 巨人4-3阪神

(5月4日 東京D)
 巨人・ベテラン谷が走攻守にわたってサヨナラ劇を演出した。守備では7回無死一塁から俊介の右前打で三塁を狙った一塁走者・城島を「三塁へ走ると思った」と好返球で刺した。

 打っても9回に今季初安打となる右中間二塁打を放ち、続くライアルの遊ゴロの間にヘッドスライディングで三塁を陥れた。今季2度目のスタメン出場で劇勝を呼び込んだ38歳は「早く1本打ちたかった。でも、あの走塁は普通は自重する場面。ツキがあった」と振り返った。

 ▼巨人・ラミレス(8回に同点適時内野安打)みんながつくってくれたチャンスで良いスイングができた。実松は素晴らしい。日本で一番の抑えから打ったことに大きな意味がある。

 ▼巨人・脇谷(8回に同点へつなげる捕犠打)実松さんは苦労しているのを見たし、朝早くから来て練習していた。神様は見ているんだなって思った。

 ▼巨人・金刃(今季初先発で5回3失点)初回は上体で投げてしまった。力んでしまった。次もチャンスがあったら落ち着いてやれると思う。

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2011年5月5日のニュース