サイン変更裏目…智弁和歌山“自滅”8強敗退

[ 2011年4月2日 06:00 ]

<智弁和歌山・履正社>5回2死二、三塁、石井のときパスボールで2点目を許し、ガックリする青木(右)、道端のバッテリー

第83回選抜高校野球大会第10日 智弁和歌山3―10履正社

(4月1日 甲子園)
 11年ぶりの春4強を逃した智弁和歌山(和歌山)高嶋監督は「甘さが出ました。きょうは自滅です」と力なく振り返った。

 1、2回戦と好投した青木が5回2死二、三塁からサインミスで道端が捕逸。前夜にサインを新しく決めたのが裏目となり1点を失うと、その後四死球で満塁とされて連続適時打を浴びた。小学校でもバッテリーを組んだ2人だが、青木は「あんなことは初めて。動揺してしまった」と悔やんだ。指揮官は夏に向けて「投手があと1人、2人は出てきてほしい。この経験を生かさないといけない」と話した。

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2011年4月2日のニュース