「2時間は語ります」沢村は“家電投手”?

[ 2011年1月7日 06:00 ]

ピカピカの1年生!入寮後に球団が販売するランドセルと文具をPRする(前列左から)沢村、宮国、田中、小山、(後列左から)育成選手の和田、岸、福泉、荻野、財前、成瀬、川口、丸毛

 巨人のドラフト1位・沢村(中大)ら新人12選手が6日、川崎市内のジャイアンツ寮に入寮した。昨年12月に荷物を運び入れたため、ほぼ手ぶらのスーツ姿で現れた沢村は「この日が来たかという感じ。待ち望んでいた。やっとスタートできる土台に立った」とすがすがしい表情を浮かべた。

 部屋に入れた冷蔵庫や洗濯機の話題に「2時間は語りますよ」と大好きな家電ネタに笑顔を浮かべたが、野球はアナログにこだわる。中大では練習内容や気づいた点を書き記したノートを使用。入団後にドラフト会場で球団が使用したYGマークのロゴが入ったパソコンをプレゼントされたが、「パソコンより自分で書くことを大事にしたい」。プロ入り後もデジタルの効率性より、手書きでコツコツとマイノートに書き込む考えでいる。

 新たに育成8選手が入寮したことで部屋が埋まったため、沢村には新人では異例の2階の部屋が用意されたが「部屋で野球するわけでない。自分が実際どれだけできるか」と強調した。メーカーからプロ仕様の青色のグラブも受け取り、準備万端。球団がPRするオリジナルのジャイアンツランドセルを背負って写真撮影に応じる目は喜びに満ちていた。

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2011年1月7日のニュース