気持ちはルーキー 西岡「がむしゃらに ひたむきに」

[ 2011年1月7日 17:40 ]

 3年契約で米大リーグのツインズ入りした西岡が7日、時折小雪の舞う大阪府吹田市内のグラウンドで、本格的に始動し「新たな気分で、今年の第一歩という気持ち」と思いを口にした。

 大リーグ公式球を使って大阪桐蔭高の後輩、中田(日本ハム)らとキャッチボールやノックで1時間余り汗を流した。ボールの感触は「オフも家で触ったりしていたが、やはり滑る」と言う。その後は非公開で約2時間、ウエートトレーニングなどに励んだ。

 昨季はロッテで首位打者と最多安打のタイトルを獲得。「昨年自主トレでやったことは間違いじゃなかった」と話し、メジャーリーガーになっても殊更変えるものはない。日本よりキャンプインが半月ほど遅いが「2月1日までには完璧に試合に出られるように整えていきたい」と、例年と同様のペースで調整する予定だ。

 日本人野手として最年少の26歳で挑む憧れの舞台。「がむしゃらに」「ひたむきに」とルーキーのような言葉を何度も繰り返し「まずは自分自身との戦い」と表情を引き締めた。

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2011年1月7日のニュース