ローテ再編も…グライシンガー開幕ピンチ

[ 2010年2月19日 06:00 ]

 巨人のグライシンガーの開幕復帰に黄信号がともった。昨年9月に右ひじの違和感を訴えて戦線離脱。今キャンプで復活を目指すが、一向にペースが上がる気配がない。

 この日も約20メートルの距離でキャッチボール。「1週間前から背中を痛めていた。3、4日後にブルペンに入る予定。上(首脳陣)と相談して実戦で投げるつもり」と話したが、斎藤投手コーチは「最初は2月に(実戦で)投げられるようにと伝えたが無理でしょう。メドが立っていない。投げられないんだから仕方ない。開幕?最悪のことも考えないと」と助っ人右腕抜きで開幕を迎える覚悟を口にした。
 巨人に移籍した08年に17勝で2年連続最多勝を獲得し、昨年も右ひじ痛でポストシーズンは棒に振ったが13勝をマーク。原監督は「コンディションが良くなれば十分戦える選手。焦らずに整えようと話している」とシーズンの長丁場を見据えて無理はさせない方針を強調したが、開幕ローテーションの再編も余儀なくされそうだ。

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2010年2月19日のニュース