「1点」守り抜いた!広島3連勝!

[ 2008年4月9日 21:43 ]

 【広島1―0ヤクルト】広島が3連勝を飾った。5回2死二塁からアレックスの右前打で先制。この1点を守り切った。ルイスは快速球とスライダーで圧倒し、8回4安打11奪三振で2勝目。横山が2シーズンぶりのセーブを挙げた。ヤクルトは3連敗。

 ≪ボーク男完全返上!ルイス圧巻11K≫広島のルイスは圧巻の投球だった。最速152キロの速球で押し、曲がりの大きいスライダーも低めに制球。8回を4安打11奪三振で無得点に抑え「真っすぐとスライダーで十分だった。ほかの球種を使う必要がなかった」と余裕たっぷりに振り返った。
 3月29日の初登板ではボークを三つも犯し、ブラウン監督は罰金も検討したというが、その後は2試合連続でゼロと心配はなさそう。28歳の本格派右腕は「僕の力で黒田の穴を埋めたい」と頼もしかった。

 ≪「申し訳ない」青木が大ブレーキ≫ヤクルトは6日の中日戦に続いて、2試合連続の零敗で3連敗。高田監督は「こういう試合をものにしないと」とタメ息だった。
 1、2番でチャンスをつくったが、後が続かなかった。特に3番青木が大ブレーキ。1回1死二塁と3回2死二塁、そして6回無死二、三塁と3度の好機で凡退した青木は「あそこで僕が打たないと勝てない。石川さんが一生懸命投げていたのに、申し訳ないです」と肩を落とした。

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2008年4月9日のニュース