坂本花織さん 最後の五輪で重圧「怖いですってめちゃ泣いて」もメダル獲得できた理由とは「復活しました」

[ 2026年5月18日 15:07 ]

坂本花織
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 ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子銀メダリストで13日に引退会見を行った坂本花織さん(26)が、17日深夜放送のテレビ朝日「GET SPORTS」(日曜深夜1・55)にVTR出演。ミラノで感じた重圧について語った。

 番組では6日に都内で行われた番組のトークイベントの模様を放送。坂本さんは五輪にはフィギュアスケート日本女子で史上初めて3大会に出場し、団体と合わせて最多4個のメダルを獲得。最後の五輪となったミラノでは、まずは団体で2大会連続の銀メダル獲得に貢献した。

 だが集大成となる個人を前に、異変が。囲み取材では「正直この頑張りが報われなかったらどうしよう。不安が今めちゃくちゃ襲いかかってます」と涙ながらに語っていた。

 坂本さんはこの日、怖いと明かしていたことについて「そのまんまですね」と回顧。「そこまでやっぱりメダル、銀以上とは言いつつ、金を目指して練習してきたので、やっぱりその結果が出るかどうかっていうのが、何か、本当に分かんなくなっちゃって」と明かした。

 「本当に自分を見失ってしまって」と続け、「いつもの攻める姿勢で挑んでいたら、そういうこと考えなくってすむんですけれど。やっぱり長期間同じ場所にいるっていうことは、何かそのフレッシュな気持ちになかなかなれないので、それでどんどんどんどんマイナスな方向に落ちてしまって。もう結構限界がきて、もう怖い、怖いですってなって、めちゃ泣いてました」とぶっちゃけた。

 ミラノでは男子の金メダル最有力候補とされたイリア・マリニン(米国)が8位に終わり、ペアでも世界王者のりくりゅうペアがSPで5位スタートとまさかの展開となっていた。

 「あのマリニンの演技でああやばいってなって、りくりゅうのショートのミス見て、ああもうこれはちょっとヤバいかもってなって」と言い、「この人たちが金メダル獲らなかったら、誰が獲るのっていうぐらいの練習のクオリティーだったんですけれど。その人たちでもこんなミスするのって思ったら、全然自信がなくなってしまって。そこで結構メンタル崩れました」と説明した。

 それをどう乗り越えたのかと問われ「一番大きかったのは、りくりゅうの金メダルを見たこと」とりくりゅうペアのフリーでの大逆転を見たことだったと坂本。「最後まで諦めないっていう気持ちを、もう一度気づかせてくれた場面でした」と感謝した。

 勇気が湧いたと言われ「だいぶ復活しました」と明言し、翌日から始まった個人では銀メダルを獲得することができたと語った。

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