卓球日本に“中国の壁”男女ともに団体戦銀メダル 張本智は痛恨大逆転負け「反省するしかない」

[ 2026年5月12日 04:30 ]

卓球 世界選手権団体戦 ( 2026年5月10日    ロンドン )

試合中、雄叫びを上げる張本智和(ロイター)
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 卓球の世界選手権団体戦決勝が行われ、日本は男女ともに中国に敗れて銀メダルとなった。シングルスで3勝を挙げたチームが勝つ方式で、男子は第1試合で張本智和(22=トヨタ自動車)が逆転負けし、松島輝空(19=フリー)と戸上隼輔(24=井村屋グループ)も敗れて57年ぶりの頂点に届かなかった。女子は2―3で屈して6大会連続の2位。中国が男子は12連覇、女子は7連覇を飾った。28年の世界選手権団体戦は福岡で開催される。

 1番手の張本智が大逆転負けを喫し、流れを失った。今大会不調だった中国の梁靖崑(リョウ・セイコン)に対して2ゲームを先取。第3、4ゲームを落としながらも、優勢に進めた第5ゲームは8―3とリードする。だが、ここから8連続失点。痛恨の黒星に「間違いなく勝てる試合で、勝てなかったのは反省するしかない」と肩を落とした。

 11連覇中の中国ながら、今大会ではシードを決めるリーグ戦で2敗するなど付け入る隙はあった。だが、張本智に続いた松島と戸上もそれぞれ1―3で敗れて3連敗。今大会でエース格として期待された松島は「勝てなかったことは悔しい。技術面の向上がまだまだ必要。技術力を上げていきたい」と今後を見据えた。

 57年ぶりとなる優勝はならなかったが、日本にとっては10年ぶりの銀メダル。張本智は「世界2位のチームであるのは、誇りを持っていい」とも言った。次回は福岡での開催。「2年後にリベンジすることを忘れずに、収穫と課題を持ち帰りたい」。悔しさをバネに再び頂点を目指す。

 ≪6大会連続の銀≫55年ぶりとなる世界一まで、日本女子はあと一歩届かなかった。前回大会同様に中国を2―1と追い詰めたが、第4試合で張本美、第5試合で早田が屈して逆転を許し、再び金メダルを逃した。2敗した早田は試合後に涙を流し「私自身、1ゲームも取ることができなかった。結果につなげられず申し訳ない」と悔しがった。

 立ちはだかったのは世界1位の孫穎莎(ソン・エイサ)。第2試合で敗れた早田は「いつもの5倍くらい強かった」と言い、第4試合の張本美もストレート負けを喫した。一方で17歳の張本美は過去11戦全敗だった世界2位の王曼イク(オウ・マンイク)を下すなど収穫もあった。「うれしい気持ちと悔しい気持ちが半々にある」と張本美。迫る王者の背中を追い続ける。

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