朝乃山「幸せ」545日ぶり幕内白星 帰ってきた元大関に大声援

[ 2026年1月13日 05:10 ]

大相撲初場所2日目 ( 2026年1月12日    両国国技館 )

<初場所2日目>羽出山を寄り倒しで破る朝乃山(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 左膝前十字じん帯断裂の大ケガを乗り越え、9場所ぶりに幕内に復帰した朝乃山が新入幕の羽出山(はつやま)を寄り倒し、初白星を挙げた。幕内力士としては545日ぶりの勝利。攻めの相撲で元大関の地力を示した。横綱・豊昇龍は平幕・一山本を寄り切り、横綱・大の里も小結・王鵬を力強く寄り切った。

 幕内に帰ってきた朝乃山が本領を発揮した。この日の朝稽古で入念に立ち合いの動きを確認し、「しっかり密着できるように相手を見ながら攻めていきたいと思う」と話していたように羽出山のもろ手突きをはねのけて前に出た。体を預けて豪快に寄り倒し「内容は前に出るいい相撲だった。密着できた」と手応え十分。十両だった先場所初日に敗れた相手に雪辱を果たした。

 24年名古屋場所3日目以来545日ぶりとなる幕内での白星。9本の懸賞を受け取り「勝ち名乗りを受けた時の拍手、声援が全然違う。幸せ」とかみしめた。この日は、大関としてしのぎを削ってきた湊川親方(元大関・貴景勝)がNHKの解説を務めた。朝乃山は「不思議な感じ。解説してもらったのは、うれしい」と笑みをこぼし、「世代交代が進んでいる。若手に負けないように、いい相撲を取っていきたい」と力を込めた。

 幕内から三段目に2度転落し、ともに返り咲いたのは史上初。今年は「三役復帰」を目標に掲げ、「(再入幕は)あくまで通過点。満足せず、さらに上に番付はある」とおごりや慢心は一切ない。「とりあえず初日が出たので、その勢いで白星、連勝を伸ばしたい」。31歳の元大関が、ここから幕内での白星を重ねていく。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年1月13日のニュース