【陸上】久保凛「自己新出す」 高校生活最後の800メートル決勝へ「結果で恩返しを」

[ 2025年10月4日 04:20 ]

国民スポーツ大会第6日 ( 2025年10月3日    滋賀県・平和堂HATOスタジアム )

少年女子A800メートル予選、力走する大阪・久保凜
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 陸上の800メートル予選が行われ、少年女子Aでは日本記録保持者の久保凛(17=東大阪大敬愛高)が全体トップの2分6秒20で2組1着となり、4日の決勝に進んだ。成年男子では日本記録保持者の落合晃(19=駒大)が1分48秒80で2組1着となり、決勝進出。成年女子三段跳びは高島真織子(26=クラフティア)が13メートル64の大会記録で優勝した。

 悔し涙を流したレースから15日がたち、久保が再び走り出した。大阪の一員として国民スポーツ大会を迎え、予選2組の号砲が鳴ると、一気に前へ。同じ高校生との戦いは200メートルの段階で独走状態となり、ラスト1周は余力を残し「自分のリズムで入れて、リラックスして終われたので良かった」と涼しい表情を浮かべた。

 7月に自身の持つ日本記録を更新し、迎えた9月の世界選手権。決勝進出を目標に掲げていたが、18日の予選で思うようなレース運びをできず、3組7着となって敗退した。悔しさのあまり、人目をはばからずに泣いた17歳。苦い経験を味わった一方で「自信を持ってレースに臨むこと。(それと)持久力とスピードを鍛えないといけない」と今後への課題を持ち帰った。

 数日間は軽めの調整を行い、23日から本格的に練習を再開。世界選手権後では最初の大会に臨み、4日の決勝は、高校生活で最後の800メートルのレースとなる見込みだ。「自己ベストを出して終わりたいし、大阪の皆さんに支えてもらっている分、結果で恩返しをしたい」。見据えるのは再び自身の日本記録を塗り替えること。覚悟を持って勝負に挑む。

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