【玉ノ井親方 視点】王鵬は文句なしの相撲 突き放して取ることで安定感増した

[ 2025年5月13日 20:44 ]

大相撲夏場所3日目 ( 2025年5月13日    東京・両国国技館 )

<大相撲夏場所3日目>はたき込みで豊昇龍を破る王鵬(右)(撮影・西海健太郎)
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 王鵬はこの1年で大化けした。自分で勝ち方が分かったという感じだろうか。横綱戦も文句なしの相撲だった。もろ手で当たって下から突き上げ、豊昇龍の足がそろったところをねじ伏せるようにはたき込んだ。

 体が柔らかく、懐が深いところは琴桜に似ているが、大関はどちらかというと受け身で取るタイプ。以前の王鵬も受ける相撲で墓穴を掘ることが多かった。だが昨年の九州場所あたりから突き放して前に出る相撲に徹して安定感が増した。差し手を狙うと上背がある分、腰が浮きやすくなるが、突き放して取っていることで上体が起きなくなった。

 新三役の先場所は6勝9敗に終わったが、大きく負け越したわけではない。三役でも十分に戦えると手応えをつかんだことが、今場所の好スタートにつながっているのではないか。(元大関・栃東)

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