草野 10連勝!!新十両の最長記録 ざんばら髪の23歳元学生横綱 独走態勢築く

[ 2025年3月19日 04:41 ]

大相撲春場所10日目 ( 2025年3月18日    エディオンアリーナ大阪 )

草野は押し出しで志摩ノ海(手前)を破り10連勝 (撮影・奥 調)
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 元学生横綱の十両・草野が志摩ノ海を押し出しで破り、初日から無傷の10連勝を達成した。1場所15日制が定着した1949年夏場所以降の新十両の最長記録を塗り替え、後続に3差をつける独走態勢を築いた。幕内は平幕の高安が大関・大の里との1敗対決を制し単独首位。2敗で大の里、尊富士、美ノ海が追う展開となった。

 草野が止まらない。立ち合いで右を差すと迷わず前に出る。土俵際で志摩ノ海のはたきに前に落ち、行司の軍配は相手に上がった。すぐに審判団から物言いがつき、軍配差し違えで勝ち名乗りを受けた。怒濤(どとう)の10連勝。「ドキドキしていた。勝ったかなと思っていた。うれしいですけど、明日もあるので気を抜かずに」と笑顔で振り返った。

 前日、大の里や尊富士ら4人しか成し遂げていない新十両での9連勝に到達し、一気に新たな領域に入った。新記録については「頭の片隅に置いて気にしたのは少しくらい。相撲に集中した」と言う。部屋付きの宮城野親方(元横綱・白鵬)からは「しっかり自分の相撲を取るように」と言葉をかけられた。大横綱の金言が支えになった。

 よく食べ、よくもがく。驚異のスタミナが草野の源だ。幕下では1場所7番だったが、十両では15番取り続ける。取組後にたこ焼きやラーメンを食べ、7日目の深夜には「胃が強いので」と約300グラムのステーキを平らげた。日頃の稽古では足腰の強さを見習っているという兄弟子の伯桜鵬らと汗を流し、「(場所が)20日でも相撲を取れるぐらいの稽古をやっている」と胸を張る。

 優勝争いでも3差をつけ独走する。昨年初場所の尊富士以来となる新十両Vも現実味を帯びてきた。「気にせず、自分の相撲を取っていく」と草野。元学生横綱の実績を引っ提げ、昨年夏場所が初土俵。ざんばら髪のホープは「目指すところは、ここではない。幕内で活躍したい」と大の里や尊富士らとの対戦を夢見ている。

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