スノーボード 平野流佳 逆転Vで五輪切符前進 平野歩夢、山田琉聖と日本勢が表彰台独占

[ 2025年2月3日 04:25 ]

 スノーボードW杯ハーフパイプ第4戦で優勝した男子の平野流佳(右から2人目)。右から3位の山田琉聖、(1人おいて)2位の平野歩夢、女子3位の清水さら=アスペン(共同)
Photo By 共同

 スノーボードのW杯は1日、米コロラド州アスペンでハーフパイプ第4戦の決勝が行われ、男子は昨季種目別王者の平野流佳(INPEX)が93・25点で2季ぶりの優勝を果たした。通算6勝目。北京冬季五輪覇者の平野歩夢(TOKIOインカラミ)が2位、山田琉聖(チームJWSC)が3位で、日本勢が表彰台を独占した。女子は15歳の清水さら(TOKIOインカラミ)が85・25点で3位に入った。

 平野流が崖っ縁から2季ぶりの優勝を飾り、2大会連続の五輪代表入りに前進した。暫定9位で迎えた最終3回目。逆スタンスで斜め軸に縦3回転、横4回転する大技「キャブトリプルコーク1440」を4発目に組み込んだ会心のルーティンを完遂し、力強く両拳を握った。

 W杯第3戦はこの技を大会で初成功したものの2位。今回の会場はパイプのサイズが小さく、苦戦する選手が多い中、価値ある構成で制し「練習から成功率が上がっている。やっぱり一番上がいい」と充実した表情を見せた。

 直近の冬季Xゲームも招待されながら、練習で昨年と同じ左足首を負傷して欠場。強行出場も可能だったが「4年に1回の五輪の方が大事」と決めた。代表選考の対象となる試合を優先した決断が実り「ちゃんと休んで良かった」。約1年後に迫る祭典を見据え、22歳は「このルーティンはさまになってきたので、さらに進化させたい」と誓った。

【歩夢も大技】
 平野歩は2回連続の転倒で窮地に立たされたが、3回目に斜め軸に縦3回転、横4回転する代名詞の「トリプルコーク1440」を入れたルーティンを成功。平野流に逆転され2位となったものの「満足できる滑りではなかったが、(代表選考の)ポイントも取れて、五輪に向けて一歩前進できた」と息をついた。冬季Xゲームで負傷した左膝に痛みがある中で奮闘。W杯最終戦と全日本選手権は出場しない見通しで3月の新設されたプロ大会と世界選手権に向け「一番上を目指したい」と決意を示した。

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年2月3日のニュース