河村勇輝 球宴ファン投票1位 NBA下部のGリーグ 米国ファンの心つかんだ証

[ 2025年1月31日 04:50 ]

NBA GリーグのXに取り上げられた河村(同SNSから)

 NBA下部のGリーグは29日(日本時間30日)、2月16日(同17日)にサンフランシスコで開催されるGリーグオールスターの出場選手を発表した。ハッスルに所属するポイントガードの河村勇輝(23)がファン投票1位でメンバー入りした。この日は敵地でのブルー戦に先発出場。7本連続して3点シュートを決めるなどチーム最多の23得点、7アシストの活躍で、108―102の勝利に貢献した。

 体は小さいが、存在感は日を追うごとに大きくなっている。NBAグリズリーズとツーウエー契約を結ぶ河村が下部リーグで“主役”の座を射止めた。NBAオールスターウイークエンドの一環として実施されるGリーグオールスターのメンバーにファン投票1位で選出された。

 中間発表は第1、2回が1位。第3回では3位に後退していたが、投票締め切りまであと1日のタイミングで発表された最終中間発表でトップに返り咲いていた。グリズリーズとの開幕前キャンプ参加を前提とした契約でスタートした米国挑戦1年目。渡米直前の昨年9月には「この挑戦は修業。1年間はGリーグで経験を積みながら、米国の文化とかに慣れて成長したい」と語っていた。下部リーグとはいえ、ファンの絶大な支持を得ての球宴はこの上ない経験となる。

 Gリーグオールスターは10人をファン投票、残り18人をGリーグが選出。計28人をドラフトで4チームに分け、トーナメント方式で行われる。試合は30点先制式。ペーサーズ傘下マッドアンツの富永啓生(23)もファン投票10位で滑り込み、昨夏のパリ五輪以来の河村との共演が実現する可能性もある。

 河村はこの日、ブルー戦に先発出場。後半はファン投票1位に感謝するように7本連続で3点シュートを決める離れ業を披露した。今季、NBAグリズリーズでは出場17試合で1試合平均の出場時間3分余り、1・4得点にとどまっているが、Gリーグは6試合目の出場で1試合平均18・2得点、2・5リバウンド、7アシスト、3点シュート成功率44・1%の好成績をマークしている。

 身長は今季NBA登録選手で最も小さい1メートル73。トリッキーなパスを繰り出すスタイルも受け、人気は上がり続けている。オールスターで輝きを放てば、YUKIフィーバーはさらに加速する。

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