37歳織田信成 現役最後の試合は4位 母の涙で演技前からもらい泣き 「こういう終わり方も自分らしい」

[ 2025年1月30日 04:00 ]

国民スポーツ大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会第4日 ( 2025年1月29日    岡山県ヘルスピア倉敷アイスアリーナなど )

 成年男子フリーの得点を泣きながら待つ大阪・織田信成(中央)とおいの信義。右は母の憲子コーチ=ヘルスピア倉敷アイスアリーナ
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 フィギュア成年の男子は世界選手権(3月、米ボストン)代表の佐藤駿(埼玉・明大)がショートプログラム(SP)に続いてフリーもトップの合計276・07点で圧勝した。37歳の織田信成(大阪・大阪スケート倶楽部)は4位で現役最後の試合を終えた。女子SPで世界選手権代表の坂本花織(兵庫・シスメックス)は80・41点で首位、千葉百音(京都・早大)は71・89点で3位発進だった。

 演技前、母の憲子コーチから「最後やから楽しんで」と涙ながらに声をかけられた織田はもらい泣きした。30代半ばで9年ぶりに復帰した2度目の現役生活が幕を閉じた。ジャンプは乱れたが「こういう終わり方も自分らしい。幸せ者だと感じながら滑ることができた」と話した。今後も「やめたくないし、離れたくない。ずっと、これからも好きなスポーツでありたい」。再びプロスケーターの道へ進んで、滑る楽しさを伝え続ける。

【4回転3度成功 佐藤“上昇気流”】
 佐藤は最高難度のルッツを含めて2種類、計3度の4回転ジャンプに成功。着氷が乱れたフリップも空中での回転は鋭く「(状態が)戻ってきた、という感覚があった」と手応えを語った。昨年12月の全日本選手権は7位に終わり、今月中旬の世界ユニバーシティー冬季大会は5位。帰国翌日の朝練に参加する気合で4回転の立て直しを図ってきた。確かな足掛かりをつくり、初出場の世界選手権へ「この調子で上げていきたい」と上昇気流に乗る。

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