【バスケ男子】日本“運命”の1次L最終のブラジル戦!歴史的1勝で目標の8強入りへ望みつなげる

[ 2024年8月2日 06:45 ]

パリ五輪第8日 バスケットボール男子1次リーグB組   日本ーブラジル ( 2024年8月2日    ピエール・モロワ競技場 )

日本代表・河村勇輝(ロイター)

 パリ五輪男子バスケットボール日本代表(世界ランク26位)は1次最終戦でブラジル(同ランク26位)と対戦。ホーバスジャパンが目標に掲げる8強入りへ絶対に負けられない試合となる。 試合速報  1次リーグ順位表

 初戦で昨夏のW杯王者ドイツ(同ランク3位)に敗れた日本。歴史的1勝を目指して開催国フランスとの第2戦はまさに死闘だった。

 第4Qにチームの大黒柱である八村塁(26=レイカーズ)が退場。その中で悪い空気を変えたのは河村勇輝(23=横浜BC)だった。残り5分45秒に3Pシュートを決めて、相手の反則も誘って4点プレーを成立。さらにその後にレイアップシュートを決めて逆転に成功。しかしつかみかけていた52年ぶりの五輪勝利(不戦勝をのぞく)は“スルリ”消え去った。

 84―80の残り10秒で河村の反則でまさかの4点プレーの献上で延長戦突入。延長戦では“怪物”ウェンバンヤマに3点シュートを決められるなど死闘の末に敗れた。

 1次リーグ連敗を喫したが、まだ大目標の準々決勝進出の可能性は消えていない。1次リーグ最終戦のブラジル戦に勝てば、他のグループの結果次第で決勝トーナメントに進める可能性がある。そのため絶対に負けられない一戦。

 ブラジルはパリ五輪最終予選を勝ち抜いて五輪出場を決めた。五輪出場を決める試合となったラトビア戦では、第1Qに全て3Pシュートを成功されるなど高確率の3P成功率を残し、Bリーグのアルバルク東京に所属するレオナルド・メインデル(31)がチーム最多20得点の活躍を見せて、五輪切符を勝ち取った。

 メインデルの他にも“ブラジルのKD”ことブルーノ・カボクロ(28=パルチザン)もブラジルを支える屋台骨だ。

 日本にとってはオフェンス面では、フランス戦と同じく河村などガード陣の積極的な仕掛けが歴史的1勝に近づくポイントになる。8強入りへ“運命”のブラジル戦のコートに立つ。

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