【相撲インターハイ】80キロ級は鳥取城北2年の三橋真那斗が初出場で優勝!昨年の覇者ら強敵を次々撃破

[ 2024年8月2日 07:50 ]

80キロ級の入賞者(左から)優勝・三橋真那斗、2位・大倉義経、3位・今井望夢、西尾勇斗
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 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)相撲競技が1日、大分・宇佐市総合運動場相撲場で開催された。大会2日目となったこの日は、団体予選2~3回戦と個人戦の無差別級優秀32選手決定トーナメント、体重別戦(80キロ級、100キロ級)が行われた。

 個人戦80キロ級は、三橋真那斗(鳥取城北2年)が初出場で頂点に立った。2回戦で、昨年優勝の山城結(秋田北鷹3年)を撃破。今年3月の全国高校選抜大会と5月の全日本体重別を制して世界ジュニア選手権の日本代表が内定している田島徳文(岐阜農林3年)や、昨年3月の全国高校選抜大会優勝の眞榮里優翔(沖縄・中部農林3年)ら優勝候補が早々に敗退する中で勝ち進んだ。決勝は、昨年の世界ジュニア選手権3位の大倉義経(埼玉栄3年)と対戦。低い体勢で前に出てくる相手に対し、下がりながらの右上手出し投げで仕留めた。

 青森県つがる市出身の三橋真那斗は、昨年の世界ジュニア選手権中量級準優勝の三橋条ノ真の弟。1歳上の兄を追って鳥取城北高に相撲留学した。今年の全国高校選抜大会8強の内野四恩(3年)らと部内のハイレベルな代表争いを制して今大会が全国大会初出場。「優勝する気で臨みました。去年の優勝者に2回戦で勝ってから調子が上がりました」。強敵撃破で勢いに乗った。「今年軽量級で優勝できたので、来年は体重を増やして団体戦でも活躍したい」と今後への意気込みを語った。


 ▽80キロ未満級 準々決勝
今井望夢(茨城・東洋大牛久1年) 上手ひねり 神山優輔(長野・木曽青峰3年)
三橋真那斗(鳥取城北2年) 下手投げ 後藤優日(岡山理大付1年)
大倉義経(埼玉栄3年) 上手出し投げ 林田大和(熊本・芦北3年)
西尾勇斗(静岡・飛龍2年) つり出し 矢口寛騎(大分・東九州龍谷3年)

 ▽準決勝
三橋真那斗 下手投げ 今井望夢
大倉義経 寄り倒し 西尾勇斗

 ▽決勝
三橋真那斗 上手出し投げ 大倉義経

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