平田憲聖 通算19アンダーで逃げ切り今季初勝利 「意味のある、うれしい1勝になった」

[ 2024年7月14日 15:12 ]

男子ゴルフツアー長嶋茂雄招待セガサミー・カップ最終日 ( 2024年7月14日    北海道 ザ・ノースカントリーGC 7178ヤード、パー72 )

平田憲聖
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 首位から出た平田憲聖(23=ELECOM)5バーディー、2ボギーの68で回り、通算19アンダーで逃げ切り今季初優勝を手にした。同じ北海道開催だった昨年7月の日本プロ選手権に続くツアー通算3勝目となった。

 最終18番で短いウイニングパットを流し込むと、クールな平田が両手を突き上げて挙げて喜んだ。「もう今年は本当に早く勝ちたいって思っていて。悔しい思いもたくさんしたんで、本当にこの優勝は凄く意味のある、うれしい1勝になりました」と言葉に実感を込めた。

 2打差の単独首位から出た最終日も、着実にスコアを伸ばしていった。3番でバーディーを先行させ、4番でボギーを叩くも5番から3連続バーディーを奪う。隙のないゲーム運び。後続に3打差をつけて最終ホールを迎える強さが光った。

 今季はここまでトップ5に2度入ったが、勝利には一歩届かない日々を過ごしていた。偶然にも、昨年7月に2勝目を挙げた日本プロ選手権も今大会と同じ北海道が舞台。北海道での2勝目に、大阪出身の23歳は「大好きです」と満面の笑みを浮かべていた。

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