1年ぶりに幕内復帰の若隆景は黒星スタート 宝富士に送り出される

[ 2024年7月14日 16:38 ]

大相撲名古屋場所初日 ( 2024年7月14日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所・初日>宝富士(左)に送り出された若隆景(撮影・井垣 忠夫)
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 昨年名古屋場所以来1年ぶりに幕内復帰した東前頭14枚目の若隆景(29=荒汐部屋)は西前頭13枚目の宝富士(37=伊勢ケ浜部屋)に送り出されて黒星スタートとなった。

 立ち合いから右おっつけで攻め込んだものの、宝富士のいなしで簡単に体勢を崩され、送り出された。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「足がついていっていないですね。前に出ているが(痛めていた)右膝に怖さがあって(対応が)遅れて体勢が崩れた」と指摘した。

 若隆景は昨年春場所13日目の取組で右膝前十字靱帯断裂の大ケガを負った。その再建手術を受けて1年3カ月が経過している。花田氏は「(右膝が)万全なら、いなされても残れた。(相手得意の左差しを封じる)右おっつけは良かった。(右足が)あと半歩出ていれば。これを今場所中にどう克服するか。稽古場と本場所は違いますから。(今場所の)残りはそこに注目していきたい」と話した。

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