【木更津巡業】琴ノ若が豊昇龍と7番「濃い稽古になりました」春巡業初の“大関対決”に充実感

[ 2024年4月25日 17:14 ]

<春巡業木更津場所>豊昇龍と大関同士の三番稽古を行った琴ノ若(中央)=撮影・前川 晋作
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 大相撲春巡業が25日、千葉県木更津市の木更津市民体育館で行われ、大関・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)が大関・豊昇龍(24=立浪部屋)と三番稽古を行った。

 大関同士の三番稽古は、今回の春巡業ではこの日が初めて。7番連続で取り、右四つからの速い攻めや突き放して積極的に前に出る相撲を見せた。

 3勝4敗と負け越しはしたが、稽古場の勝敗はあくまで参考程度。「番数はちょっと少なかったけど、濃い稽古になりました」と、レベルの高い内容に充実感がにじんだ。

 全20日間の日程で行われている春巡業は、この日が17日目。幕内力士の稽古時間が十分に取れない日もあった中で、琴ノ若は毎日のように申し合いに参加して精力的に稽古を重ねてきた。「できるだけやっています」。祖父のしこ名「琴櫻」を襲名して臨む夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)へ向け、また一つギアを上げた。

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