逸ノ城 涙…大銀杏に別れ 断髪式に420人出席「最高の相撲人生を送れました」

[ 2024年2月12日 04:30 ]

壇上で(左から)霧島、千代翔馬らと記念撮影する逸ノ城(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 昨年5月に電撃引退した大相撲の元関脇・逸ノ城の三浦駿氏(30)が11日、都内のホテルで断髪式を開き、音羽山親方(元横綱・鶴竜)、大関・霧島、SNSなどで応募した一般ファン約130人を含む約420人が出席した。

 断髪の際は表情を全く変えなかったが、止めばさみで「日本のお父さん」と慕う母校・鳥取城北高相撲部の石浦外喜義(ときよし)総監督が壇上に上がった瞬間、感極まり涙。「今までの思い出をいろいろ考えたら我慢できなくて…」。大銀杏(おおいちょう)に別れを告げ「今日集まってくれた皆さんのおかげで最高の相撲人生を送れました」と感謝した。

 22年名古屋場所で幕内優勝を果たした200キロ超の大きな体は変わらないまま。引退の原因となった腰痛も今は問題なく、今後は未定としながらも日本を拠点に第二の人生を歩んでいくという。

 「痩せたい。家族をつくって暮らしていきたいですね」。最後に少し笑顔を見せた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年2月12日のニュース