ラグビー部監督を公募する履正社が会見「いつかは花園を目指せるチームを」 すでに約10件の問い合わせ

[ 2023年12月1日 15:34 ]

「ラグビー部新設とヘッドコーチ公募について会見する履正社」
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 ラグビー部を新設し、監督を公募することが明らかになった履正社高(松本透校長)が1日、豊中市内の同校で会見し、募集要項を発表した。

 肩書きは「ヘッドコーチ」として1人を募集。応募資格はラグビー指導歴3年以上、もしくは競技者としてトップレベルの経験を有し、教育への関心が高い人物と定めた。性別、年齢、国籍、自薦他薦は問わないとし、24年3月中の契約を目指し、選考をしていく。24年4月から教員または職員としてフルタイムの勤務を想定している。

 ラグビー部は25年4月からの活動を予定し、1学年20人から25人の生徒を募集する。履正社はラグビー部設立ビジョンとして(1)真のリーダーシップとフォロワーシップをグラウンドで学ぶこと(2)競技力と言語技術を磨き、世界中に友だちを作ること(3)人と世代をつなぐ普遍的なクラブ文化を醸成すること、の3点を基本に、このビジョンに共感してもらえるヘッドコーチを人選していく。

 ラグビー部は箕面市森町の人工芝グラウンドを拠点とし、ゴールドジム監修のトレーニングルーム、系列の専門学校によるトレーナー、医療スタッフの常駐を予定。担当する釜谷一平広報企画局局長は「すでに10件近い問い合わせをいただいている。オープンな形で公募を通して、いろんな方とお会いしたい。そこがゴールではないが、いつかは花園を目指せるチームにしたい」と抱負を語った。豪州、ニュージーランドとの学校交流も進める計画で、留学生としての受け入れる「可能性はある」と説明した。

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