鍵山優真が公開練習「少しずつ自信をつけている感触がある」NHK杯はSP4回転2本構成

[ 2023年11月18日 17:02 ]

<フィギュアスケート>中京大リンクで練習公開した鍵山優真(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケート男子で22年北京五輪銀メダリストの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が18日、愛知県豊田市で公開練習を行った。24日開幕のGPシリーズ第6戦NHK杯(大阪)へ向けて、SP「ビリーバー」の曲かけなどを披露。表現面を担う女子で14年ソチ五輪銅メダルのカロリーナ・コストナー・コーチと基礎をみっちり確認する場面もあった。

 左足首の負傷から完全復活を目指す鍵山は、GP復帰戦の第3戦フランス大会で3位。NHK杯ではSPでサルコー、トーループの4回転2本構成に戻す予定で「(4回転)2本詰め込みたい」と意気込んだ。

 この日の曲かけでは、トリプルアクセルを含むジャンプノーミスも披露。「フランスからそんなに時間がなかったんですけど、2本の構成はやったことあるのですぐに慣れた。(3回転―3回転と)体力の消費が違うので、プログラムを何回もやりながらなじませてます」と話した、

 「自分の個性を見つけたい」という理由で師事するコストナー・コーチからは指先や表情にまで気を配った演技を求められており「基礎の基礎の部分から、小さなことですけど、より美しく見せるために教えていただいている」と収穫を口にする。

 NHK杯に向けては「そこまで試合に対しての不安はない。少しずつ自信をつけている感触がある。落ち着いて、周りのことは考えず、自分のやるべきことだけをできるように頑張りたい」と冷静に語った。

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