【世界水泳】松元克央“復カツオ”決勝進出「今できることはできた」今大会個人種目では初、100Mバタ

水泳世界選手権第15日 （ 2023年7月28日    福岡 ）

男子100メートルバタフライ準決勝で全体7位で決勝へ進出を決めた松元（奥）（撮影・平嶋　理子）
Photo By スポニチ

　男子100メートルバタフライ準決勝が行われ、松元克央（26＝ミツウロコ）は51秒16で全体7位となり、個人種目では今大会初めて決勝進出を決めた。

　50メートルを7番手でターン。そこから上位陣を猛追し、1組目4位でタッチした。予選から0秒32タイムを上げ、「ベストには届かなかったけど、予選からタイムを上げられて、今できることはできたんじゃないかなと思う」と振り返った。

　24日の200メートル自由形では準決勝の8位を決めるスイムオフに敗れ敗退。「もう一度チャンスをもらえたとポジティブに泳いだが、甘くなかった。実力であと一歩届かなかった」と悔しさを隠せなかった。100メートル自由形でも予選落ちと結果に結びつかなかった。

　この日行われた800メートルリレーでも、日本は9位惜敗。雪辱を誓って臨んだレースで決勝の舞台をつかんだ。