プロ野球観戦の吉田優利　侍J近藤健介から刺激「構えが凄く綺麗でブレも少ない」

＜ニチレイレディス・プロアマ＞18番、同組のアマチュア選手に声をかける吉田（撮影・藤山　由理）
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　女子ゴルフのニチレイ・レディースは16日から3日間、千葉・袖ケ浦CC新袖C（6621ヤード、パー72）で開催される。ツアー3勝の吉田優利（23＝エプソン）は15日、プロアマ戦に出場し最終調整した。

　5月のワールド・サロンパス杯でメジャー初優勝した後、ブリヂストン・レディースで予選落ちするなど調子を落としたが、2週前のヨネックス・レディースが12位、先週の宮里藍サントリー・レディースが18位と復調気配。「先週よりは良い感じ。あとはスコアをどう作っていけるか」とうなずいた。

　ニチレイ・レディースは3度目の出場。21年は5位、昨年は16位。コースについては「（グリーンが）凄く小さい。1年で一番小さいのではないじゃないかな」と小さなグリーンを警戒した。
　週明けには、有村智恵、葭葉ルミとともに神宮球場でプロ野球のヤクルト―ソフトバンク戦を観戦した。「楽しかった」とリフレッシュもできたが、ゴルフとの共通点にも注目し、3人で技術論に花を咲かせた。

　吉田が気になったのがバッティングの構え。「ぱっと見たときにアドレス、構えがきれいだったり、なんか打ちそうだなと思う選手は調べてみると凄い選手。自分も構えた時点でそう思ってもらえるようになりたい」。

　中でも注目はWBCでも大活躍したソフトバンク近藤健介。「構えが綺麗だし、軸感があって、頭のブレも少なくて。凄く打ちそうと思った」。球界屈指のヒットメーカーに刺激を受けて、地元千葉開催の大会に臨む。