松元克央、世界水泳へ弾みつく優勝 男子100メートルバタフライ

[ 2023年6月4日 05:00 ]

競泳 東京都選手権第1日 ( 2023年6月3日    東京アクアティクスセンター )

男子100メートルバタフライを制し、タイムを見る松元克央
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 7月に世界選手権(福岡)を控える日本代表が出場し、男子100メートルバタフライは松元克央(26=ミツウロコ)が51秒62で優勝した。女子400メートル個人メドレーでは成田実生(16=金町SC)が自己ベストから12秒以上遅い4分49秒46で3位に終わった。男子100メートル平泳ぎは佐藤翔馬(22=東京SC)が1分0秒66で2位、瀬戸大也(29=CHARIS&Co)は1分0秒68で3位だった。

 男子100メートルバタフライを制した松元は「この種目でも本気でメダルを狙っている。この時期にしてはいいタイムだった。世界水泳が楽しみ」と手応えを口にした。

 最初の50メートルを1番手で折り返すと、後半も失速を最小限に抑えてトップでフィニッシュ。練習の疲労が蓄積した状態で上々の結果を出した。

 本命種目は19年世界選手権で銀メダルを獲得した200メートル自由形だが、この種目でも4月の日本選手権で50秒96の自己ベストを樹立。日本人2人目の50秒台で、昨年の世界選手権銅メダル相当の好タイムだった。

 地元開催の世界選手権で2つのメダルを視野に入れており「ここから覚悟を持ってさらに追い込み、世界選手権に臨みたい」と力を込めた。

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