霧馬山 大関昇進は31日に正式決定へ

大相撲夏場所千秋楽 （ 2023年5月28日    両国国技館 ）

技能賞の霧馬山（代表撮影）
Photo By 代表撮影

　関脇・霧馬山の大関昇進が確実となった。この日、昇進を諮る臨時理事会の招集を審判部が八角理事長（元横綱・北勝海）に要請し、受諾された。31日に開かれる名古屋場所の番付編成会議と臨時理事会を経て正式に昇進が決まる。審判部では昇進を推薦することで一致し、佐渡ケ嶽部長（元関脇・琴ノ若）は「成績も申し分ない」と述べた。

　豊昇龍との関脇対決となった千秋楽はもろ差しを許し下手投げに屈した。「最後は勝って終わりたかった」と悔しがったが、直近3場所で90年夏場所に昇進した師匠の陸奥親方（元大関・霧島）と同じ34勝。「今場所はいつもより緊張した。もっと稽古をして頑張っていくしかない」と話した。