本多「圧倒的な強さで勝つ」 理想はドラゴンボールの「スーパー17号」 世界水泳代表発表

[ 2023年4月11日 04:22 ]

世界水泳代表発表のフォトセッションでドラゴンボールの「かめはめ波」のポーズなどを見せる(左から)三上、玉井、成田、三井、青木、池江、瀬戸、本多、渡辺、松元(撮影・木村 揚輔)
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 日本水連は10日、世界選手権(7月14日開幕、福岡)に臨む競泳と飛び込みの日本代表を発表した。東京五輪200メートルバタフライ銀メダルの本多灯(21=イトマン東京)は漫画ドラゴンボール大好きスイマーを自負。推しキャラをかませ犬的な役割のベジータからスーパー17号に変更したことを明かし「理想はドラゴンボールのスーパー17号。圧倒的な強さがある。僕も圧倒的な強さで世界制覇したい」と力を込めた。

 200メートルバタフライは世界記録保持者の絶対王者ミラク(ハンガリー)が君臨。本多は東京五輪、昨夏の世界選手権(ブダペスト)でも大差で敗れた。主役を引き立てるイメージを払拭するため、現在はスーパー17号と同じ長髪にしようと髪を伸ばしている。今後は欧州遠征を回避して国内で強化する方針。「練習がミラクに近づくための一番の近道。福岡では日本記録を出して会場を沸かせたい」とイメージを膨らませた。

 ≪大所帯40人に≫競泳の世界選手権代表は40人の大所帯となった。9日まで行われた代表選考会では地元開催の大会へ多くの代表を選出することなどを目的に、日本水連独自の派遣標準記録より遅いパリ五輪参加標準記録を適用。突破したのは21人で、リレー要員や救済措置で選手を追加した。昨年までの独自の派遣標準記録を適用すると、突破できていたのは10人だけ。昨年より1つ多い5個のメダル獲得を目指す方針だが、苦戦を強いられそうだ。

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2023年4月11日のニュース