室屋「空のF1」アジア人初の年間総合優勝「信じられない」

[ 2017年10月17日 05:30 ]

小型プロペラ機によるレッドブル・エアレースで日本人初の年間総合優勝を果たし、トロフィーを掲げる室屋義秀
Photo By ゲッティ=共同

 「空のF1」と呼ばれるレッドブル・エアレースの最終第8戦は15日(日本時間16日)、米インディアナポリスで決勝ラウンドが行われ、第7戦終了時で総合2位に付けていた室屋義秀(44)が今季4勝目を挙げ、アジア人初の年間総合優勝を果たした。

 予選は14人中11位と振るわなかった室屋だが、決勝ラウンドでは1、2回戦を勝ち抜くと、4人によるファイナル4(最終決勝)では2位以下に約2・5秒差を付けるトラックレコードをマーク。総合トップだったマルティン・ソンカ(チェコ)を逆転した。会場は自動車のインディ500が行われるサーキットで、今年のレースを日本人として初制覇した佐藤琢磨も観戦。佐藤に続く快挙を成し遂げた室屋は「信じられないようなシーズンだった」と歓喜に浸った。

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2017年10月17日のニュース