桃田賢斗 破竹の勢いで世界ランク2桁浮上も「ランクよりパフォーマンス」

[ 2017年10月17日 10:26 ]

国際大会4連続優勝を果たしたオランダ・オープンから帰国し、報道陣の取材に応じる桃田賢斗
Photo By 共同

 バドミントンのオランダ・オープン男子シングルスを制した元世界ランク2位の桃田賢斗(23=NTT東日本)が17日、成田空港に帰国した。違法賭博問題による出場停止処分解除後、国際大会は4連勝。スーパーシリーズ(SS)に次ぐ格付の大会で勝利を収め「精度、スタミナ、パワーなどすごく強いと感じた。成長を実感できた」と話した。

 復帰初戦となった7月のカナダ・オープン決勝で敗れて以降、海外での出場試合は全勝。世界ランクも破竹の勢いで駆け上がっている。一時は282位まで落ちたが、連勝を重ねることでポイントを加算。12日付で110位だった世界ランクはオランダ・オープンでの勝利で2桁順位に浮上することは濃厚だが「ランクよりは自分のパフォーマンスを上げたい」と焦りはない。

 11月上旬開幕の国内のS/Jリーグに出場後、マカオ・オープン(11月7日開幕)に出場予定。「しっかり対応出来るように準備したい」と意気込んでいた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月17日のニュース