元浦和・啓太 102大叩きブービー発進「緊張で吐きそう」

[ 2017年8月17日 05:30 ]

男子ゴルフ ファーストクォリファイングトーナメント(1次QT)第1日 ( 2017年8月16日    千葉県長生郡睦沢町 房総カントリークラブ房総ゴルフ場=7111ヤード、パー72 )

QTに挑戦、ティーショットを打つ鈴木
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 サッカー元日本代表でスポニチ本紙評論家のMF鈴木啓太(36)は、初挑戦の緊張感もあってショット、パットともに思うようにコントロールできず苦戦。30オーバーの102と大叩きし、94位と出遅れた。女子プロの野村敏京の弟・京平(22)は73で2位に付けた。競技は3日間54ホールで行われ、上位24人がセカンドクオリファイ(2次QT)に進む。

 予想はしていたが、やはり勝手が違った。30オーバー、102のブービー。鈴木は、苦笑いしながら引き揚げてきた。「甘い気持ちで臨んだわけではないですが、(QTは)自分が想像していた以上のとんでもないヤマでした」。4月から始まったテレビ番組の企画でスタートした今回の挑戦。ゴルフは引退シーズンの15年9月に始め、レギュラーティーでのベストスコアは82。前週は3日間の合宿で2000球を打ち込み会場に乗り込んだ。

 しかし、出だしの10番で第1打をチョロ。10ヤードしか飛ばせず「久しぶりに緊張で吐きそうでした」とトリプルボギーを叩いた。「(今は)とにかく練習したい」。ピッチの上で数々の修羅場をくぐり抜けてきた男の巻き返しはなるか。

 ▽QT(クオリファイングトーナメント) 1、2、3次、最終の4段階。1次の出場資格は公式ハンデ3以内、大学のゴルフ部在籍経験者、ティーチングプロ、練習場及びゴルフ場の推薦者など。1次は2会場、それぞれ約100人の計200人が参加。54ホールで争われる。2、3次は72ホール。最終は約200人が参加し、72ホールの予選と36ホールの決勝を実施。例年、上位30人前後が翌年のツアー前半戦の出場資格を得ている。

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2017年8月17日のニュース