新大関・高安、名古屋場所へ「成長した姿を見せたい」

[ 2017年6月26日 10:38 ]

番付を掲げる高安
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 5月の大相撲夏場所後に新大関となった高安関(27)=本名高安晃、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が26日午前、名古屋場所(7月9日初日・愛知県体育館)の新番付発表に合わせて愛知県長久手市の田子ノ浦部屋宿舎で記者会見し「うれしい気持ち、責任の重さ。身が引き締まる思いがある。一つでも二つでも成長した姿を見せたい」と心境を述べた。

 高安関は記念の新番付で自らのしこ名を見つめ「また一つ大きくなった」と感慨を込めた。新大関として迎える今場所に向け「しっかりと正面から堂々とした相撲を取って、見ている人にすごいなと思ってもらえる相撲を目指してやっていく」と力強い口調だった。27日から田子ノ浦部屋で本格的な稽古を始める。

 高安関は力強い突き、押しを生かし、三役に在位した直近3場所で合計34勝をマーク。昇進目安とされる33勝を上回る好成績を挙げ、平成生まれで初の日本出身大関に昇進した。名古屋場所では兄弟子の横綱稀勢の里関らとともに、角界の看板力士となる。(共同)

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