ドイツ移籍の柳田 決断の背景に危機感「今のままでは失速する」

[ 2017年6月26日 20:53 ]

 バレーボール男子のワールドリーグ2部決勝大会で準優勝した日本代表が26日、成田空港に帰国した。今秋にドイツ1部TVインジェルソル・ビュールに移籍するアタッカー柳田将洋(24)は「バレーが100%生活になるので、一つの勝ちに貪欲になったり、プレーを一層考えるようになったことは変化だと思う」と話した。

 移籍を決断した理由には柳田自身の危機感もあった。「20年に6人の中に入れるか、12人の中に入れるかと考えると今のままでは失速すると思う。(海外は)早いほうがいいと思ったし、いろいろな人のおかげで決断を迅速に進められたことはよかった」と明かした。

 チームへの合流はグラチャン終了後、9月末ごろの予定だという。「監督もGMも好意的でやりやすい環境をつくってもらっている。その機会を自分でつぶさないように、とけ込んでいければいいと思う」と先を見据えていた。

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2017年6月26日のニュース