原沢撃破で優勝した影浦が凱旋 世界選手権「本気で狙う」

[ 2017年3月1日 05:30 ]

柔道のグランプリ・デュッセルドルフの男子100キロ超級で優勝し、成田空港に帰国した影浦心
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 柔道のグランプリ・デュッセルドルフ大会(ドイツ)男子100キロ超級で優勝した影浦心(21=東海大)が、今夏の世界選手権(8月28日開幕、ブダペスト)代表争いに名乗りを上げた。大会では準決勝でリオ五輪100キロ級金メダリストのクルパレク(チェコ)に一本勝ちし、決勝では100キロ超級銀メダリストの原沢久喜(日本中央競馬会)に優勢勝ち。この日、成田空港に帰国し「原沢さんに勝てたことは素直にうれしい。去年の全日本選抜で投げられたので、返し技を狙っていた」と話した。

 代表争いは原沢のほかにも王子谷剛志(旭化成)、七戸龍(九州電力)と有力者がずらり。大逆転切符へ「まだスタートに立ったところ。本気で狙いたい」と4月の全日本選抜体重別選手権、全日本選手権の連勝を狙う。また、原沢も影浦と同便で帰国し「(選抜へ)より実戦に近い練習をしたい」と話した。

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2017年3月1日のニュース