錦織「ブレークされ過ぎた」反省も…日本人ファンに感謝のメッセージ

[ 2017年1月18日 12:12 ]

全豪オープンテニス第3日   錦織圭 6―3、6―4、6―3 ジェレミー・シャルディー ( 2017年1月18日    オーストラリア・メルボルンパーク )

2回戦でストレート勝ちし、観客の声援に応える錦織(AP)
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 3時間34分を要した初戦からきっちり回復し、世界72位のシャルディー(フランス)を相手に2時間6分で貫禄のストレート勝ち。7年連続で3回戦へと駒を進めた錦織は試合後、「調子のアップダウンはあったが、うまく3セットで終われて良かった」と話した。

 第1セットはいきなり第1ゲームをブレークするなど危なげない展開で先取。しかし第2、3セットは錦織が「ブレークされ過ぎた」と振り返った通り、シャルディーに計3度のブレークを許した。それでもいずれも直後にブレークバックして相手に主導権を渡さず、ストレート勝ち。「反省すべきこともあった」としながらも「1回戦より内容は良かった」と手応えの表情で振り返った。

 会場には多くの日本人ファンが詰めかけ、錦織を大声援で後押しした。試合後のコートではまず英語でインタビューに答えた錦織だったが、最後はインタビューアーの求めに応じて「きょうは応援ありがとうございました。2回戦も無事に勝つことができたので、また心強い応援よろしくお願いします」と日本語で感謝のメッセージ。ホッとしたような笑顔を見せると、会場はひときわ大きな喝采を送って勝利を祝福した。

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