白鵬 “後の先”封印…1047勝へ「攻めまくっていく」

[ 2016年6月12日 05:30 ]

北海道滝川市で田植えをする白鵬

 大相撲の横綱・白鵬(31)が11日、魁皇の史上最多通算1047勝を超えるまでは研究中の「後の先」を封印することを宣言した。

 名誉観光大使を務める北海道滝川市で縁起米「白鵬米」の田植えを行った後、拓大北海道短大(北海道深川市)で講義を実施。受けながら先手を奪う立ち合いの奥義「後の先」について話が及ぶと「1047勝という大きな目標があるが、それを達成してから後の先に本当に取り組みたい。今は攻めて攻めまくっていきたい」と話した。

 現在、史上3位の通算987勝まで白星を積み重ね、次なる名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)では1000勝が目標となる。「4年前から筋トレをやり始めたが、体が硬くなった。今は基本基本」と最近は筋トレを控えているそうで、大リーグ・マーリンズ外野手のイチローが言った「虎とかライオンはウエートトレーニングはしない」という言葉に共感していることを明かした。

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