マーベリクス、再延長の激闘制した!ブザービーターで決着

[ 2016年1月6日 17:39 ]

再延長で3点シュートによるブザービーターを決めるマーベリクスのD・ウィリアムス(AP)

 NBAは5日に各地で4試合を行い、マーベリクスは再延長の末にキングスを117―116(前半49―43、延長6―6、再延長13―12)で下して20勝15敗。地元ダラスでのこのカードでは通算22連勝を飾った。

 試合は再延長(5分)の残り1分20秒で7点を追う苦しい展開。しかし元米国代表のガードでこの日25得点のデロン・ウィリアムス(31)が3点シュートによるブザービーターを成功し、2万人の地元ファンの前で劇的な勝利を飾った。

 キングスは今季3度目の3連勝を逃して14勝21敗。センターのディマーカス・カズンズ(25)が第4Q終了間際の同点シュートなどで35得点を挙げ、3試合連続で30得点以上を稼いだものの、あと一歩及ばなかった。キングスがダラスで勝ったのは03年2月27日が最後。これで13年間、白星から遠ざかっている。

 ウォリアーズは敵地ロサンゼルスでレイカーズに109―88(前半62―47)で勝って4連勝。35戦消化時点での33勝は、76ers(68年)、レイカーズ(71年)ブルズ(95年)、が記録していた32勝を超える史上最速ペースとなった。

 足に故障を抱えるステファン・カリー(27)は第4Qを休養して17得点止まりだったが、クレイ・トンプソン(25)は第1Qの22得点を含めて36得点。3試合連続でトリプルダブルを達成していたドレイモンド・グリーン(25)は9得点12リバウンド5アシストに終わった。

 レイカーズは4連勝を逃して8勝28敗。右肩を痛めているコービー・ブライアント(37)は3試合連続で休養し、ドラフト全体2番目で指名したディアンジェロ・ラッセル(19)は体調不良で欠場した。

 ブルズは地元シカゴでバックスを117―106(前半67―61)で退けて5連勝で21勝12敗。ジミー・バトラー(26)が32得点10アシストを稼ぎ、太腿の故障から4試合ぶりに復帰したデリック・ローズ(27)は35分出場して16得点をマークした。

 バックスは連敗で14勝23敗。クリス・ミドルトン(24)の26得点を筆頭に先発5人は2ケタ得点を記録したが、苦手のロード(5勝16敗)で白星を挙げることはできなかった。

 ニックスは地元ニューヨークでホークスを107―101(前半54―49)で下して連勝で17勝19敗。カーメロ・アンソニー(31)とアーロン・アフラロ(30)が23得点をマークし、2メートル21の新人フォワード、クリスタプス・ポルジンギス(20)も17得点11リバウンドを稼いで勝利に貢献した。

 ホークスは連敗で21勝15敗。昨年12月中旬から6連勝を飾ったあとは4戦3敗と調子を落としている。

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