七戸 うちなー初金獲る!那覇市出身期待の星に県知事も激励

[ 2016年1月6日 05:30 ]

早朝の浜辺トレですり足する七戸龍(右)

 柔道の日本男子が沖縄県豊見城市で強化合宿を公開。那覇市出身で100キロ超級の七戸龍(27=九州電力)は、ともに沖縄初となる柔道五輪代表入りと金メダル獲得の期待を背負い、故郷で一年のスタートを切った。

 地元メディアの注目も高く、七戸は「道を歩いても頑張ってと声を掛けてもらえる。責任感を感じる」と話した。練習後には翁長雄志県知事を表敬訪問。「金メダル目指して頑張ってください」と激励を受けた。

 沖縄出身のメダリストは、バルセロナ五輪の体操団体と平行棒で銅メダルを獲得した松永政行、同団体メンバーの知念孝のみ。初の金メダリストとなれば、ボクシングの具志堅用高やゴルフの宮里藍らにも負けない快挙になる。

 井上康生代表監督は「今年の代表のテーマは開花。3年間つくり上げてきた全てを放出して成功を収めてほしい」と語った。原沢久喜(23=日本中央競馬会)との代表争いは残り最大3戦。七戸は「今まで柔道をしてきて最大の目標はリオでの金メダル」と決意を示した。

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2016年1月6日のニュース